小児科:インフルエンザについて

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小児科ワンポイントアドバイス

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 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる主に冬季に流行する感染症です。最近では海外渡航者などからの感染と考えられる夏季の流行もあります。
 インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、ヒトに感染し流行するものとしてはA型 (H1N1(かつては「ソ連型」、2009年以降はいわゆる‘新型’「H1N1pdm」)とH3N2「香港型」)とB型があります。
 インフルエンザウイルスは咳や鼻水に含まれたウイルスを吸い込んだり(飛沫感染)、ウイルスの付着した物(ドアノブやスイッチなど)をさわった手で口・鼻・目をいじること(接触感染)で感染します。


一般的な症状  
 ウイルスが感染してから平均2日(1~4日)後、高熱・体の痛み・倦怠感・頭痛等の症状がおこり、すこし遅れて咳・鼻水・咽頭痛などの気道症状や、嘔吐・腹痛・下痢などの消化器症状がみられます。合併症には、肺炎・熱性けいれん・脳症などがあります。

予防するには  
   1)予防接種を受ける
 予防接種はウイルスに感染しても発症する可能性を減らし、重い症状になるのをある程度防ぎます。流行するウイルスの型が変わるため、毎年接種しましょう。一般的に13歳以上は1回、13歳未満は2回接種します。生後6か月から接種可能です。予防接種が受けられない乳児のいる家庭では他の家族の方全員が接種することをお勧めします。
  2)日々の生活の中で、飛沫感染と接触感染の経路を断つ
 手洗い、アルコールを含んだ消毒液での消毒は有効です。とくに、人が多く集まる場所からの帰宅後は手洗いを励行しましょう。
  3)抵抗力を高める
 可能なかぎり、規則正しい生活をおくり、バランスのとれた食事と睡眠をとるようにこころがけましょう。

初期治療と注意すること 
 

 周囲の流行状況、症状、迅速検査結果等でインフルエンザと診断します。 治療薬としては、抗インフルエンザ薬が発症48時間以内には効果があります。 発症してから数日(とくに48時間以内)は異常行動(突然走り出すなど)に注意しましょう。

 意識がおかしい、けいれん、意味不明な言動が続く、呼吸が速い・苦しそう、顔色が悪い場合は必ず医療機関に連絡し受診してください!

 発症から5日以上(発症日は0日)経過し、かつ解熱後2日(乳幼児では3日)経過するまでは登園・登校はできません。


  

外来診療担当医

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