血管外科

切らずに治す下肢静脈瘤治療

血管外科のご紹介

平成30年5月から血管外科を開設しました。
下肢の静脈や動脈の病気を血管外科専門医が診断治療します。
(心臓血管外科専門医・指導医、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医)

下肢静脈瘤のレーザー治療(血管内カテーテル治療)



 下肢静脈瘤は10人に1人いると言われるほど多い病気です。

下肢の血管がボコボコと膨らんだ方、足がだるい、重い、痛い、かゆい、むくむ、こむらが多いなどの自覚症状がある方、下腿の皮膚色が黒ずんだという方は、静脈瘤の可能性があります。

エコー検査で受診当日に診断できます。
そして、切らずになおすレーザー血管内焼灼術(カテーテル治療)という方法がこの数年の間に主流となり、日帰り治療も可能となりました。


下肢静脈瘤
下肢の動脈硬化

 動脈硬化が原因で下肢血流が低下すると、足が冷たい、歩くとふくらはぎ~太もも~お尻がだるい~痛いなどの症状が出てきます。これらは比較的早期の症状ですが、病変があっても無症状という方はその3-4倍いると言われています。この時点で診断治療を開始することは重要で、この段階では体を切らずに、カテーテルで治せることも多くなります。また下肢に動脈硬化がある方は全身の動脈にも動脈硬化があり、脳梗塞や心筋梗塞などの病気が隠れていることもあり、この時点での診断はとても重要となります。

 足首で血圧を測り、腕の血圧と比較することにより簡単に病気を見つけることができます。65歳以上の方、50~65歳でも喫煙している方や糖尿病のある方、歩くと足に症状のある方、足の傷が治りにくい方はぜひ下肢血流の検査を受けてみて下さい。

大動脈瘤

 大動脈瘤のほとんどは症状がなく、突然破裂して亡くなるという恐ろしい病気です。大動脈解離という病気は別ですが、瘤が突然できて破裂するということはなく、ほとんどは他の病気の検査中や健診などで見つかります。大動脈瘤は薬でも縮小することはなく、徐々に拡大しますので、早めに発見して、生活指導を受け、経過を見ながら治療時期を計ることが重要です。大動脈瘤の中でも、お腹にできる腹部大動脈瘤は最も多く、65歳以上の男性は超音波検査で腹部大動脈瘤の検査を受けることが勧められています。